核発電(原発)のない故郷−1:続・原発のない世界へ

 

この絵は、画家であったぼくの父方の大叔父が描いた油絵で、故郷の瀬戸内海の小さな島の浜辺で漁師たちが網をひろげている絵です。我が家の玄関に飾ってあります。この絵を冒頭に掲げながら、以前ブログに書いたシリーズ「原発のない世界へ」の続編をふたたび書くことにしました。

 

 

地球上での最初の核発電所はロシア、旧ソ連で1954年につくられたもので、商用核発電所は1956年にイギリスではじめられました。いまからほんの60年ほど前のことです。それから30年後の1986年にチェルノブイリの核発電所が爆発しました。それからわずか25年後の2011年に福島の核発電所が爆発しました。核発電所はそれが地球上に現れて以来、非常に短期間の周期で、大事故をおこし、爆発しています。これから20〜25年のうちに、つぎの大爆発が起こるでしょう。現在地球上で運転されている核発電所の数は400余りです。ものすごい数が存在するいろいろな工場や飛行機はじめ鉄道、車などの交通機関などの大事故のおこる頻度に比べると、核発電所の大事故のおこる頻度は異常に高いです。

 

  原子力発電所(原発)と呼ばず、核発電所(核発)とよびましょう。そうすると、原発の爆発が、核発電所の爆発、つまり核爆発であることがわかりやすくなります。

 

  再稼働された伊方核発電所は、四国の佐田岬半島の付け根、瀬戸内海の伊予灘に面して建っています。大事故、大爆発がおこると、放射能が瀬戸内海と陸地をうめつくします。南海大地震が近いうちに必ずおこることがわかっています。そのとき、大津波が押し寄せることもわかっています。だから、ちかいうちに私たちの故郷である瀬戸内海とその沿岸が放射能にうめつくされ、瀬戸の美しい海は死に、瀬戸の島々や沿岸の土地は永遠に住めなくなる可能性が非常に大きいです。

 

  伊方核発電所は無くさなければなりません。故郷を守りましょう。故郷とは、わたしたちのいのちの源であり、わたしたちのいのちそのものだからです。このことがすぐにわからない人たちは、おちついて、じぶんたちのいのちが何によっているのかをかんがえてみるのがいいです。わたしたちのいのちの根本は、経済でも社会システムでも機械を動かすエネルギーでもありません。それは、ご存知のように、水と食べ物、水といきものたちです。食べ物、いきものたちとは、それらが生きる海や川や大地です。それを守らなければならないときは、なにをさておいても守らなければなりません。伊方核発電所が南海大地震や他のことで崩壊する可能性が大きい今がそのときです。